2021-01-01から1年間の記事一覧
こちらは今やオリンピックで一大ブームとなったスケートボード愛好者で埋め尽くされている練習場です。人間技とも思えない身のこなしとアクロバティックな演技の数々。しかも10代の選手が敵味方関係なく成功失敗に関係なくお互いを抱きしめ合い、讃え合う…
50年前といえば、暖房完備の暖かい場所など無い時代ですから、当然「餅つき」と言えば、身も凍る年の瀬の厳寒行事でした。最近は、年によって多少の違いもありますが、それでもまあ「寒い」中での行事となります。そう言えば子どもの頃、年末ともなれば、必…
目の前で料理を作りながら、その料理を販売する「実演即売会」という、まるで「デパート」とかで目にする催し物の様でした!「こんなにして作られて行くんだ!しかも、できたてのこの餅を今から食べれるんだ!」そういう新鮮な感動と共に、「こんなにも美味…
「毎日続ければ必ずできるようになる!」その保育目標で、公演に合わせて「太鼓」を取り組んで来られました。気をもんでいた難しいリズムさえも皆さん見事に演奏する事ができ、子ども達の能力を見事に引き出す機会ともなりました。私達大人は、子ども達の持…
生まれてこのかた「軍隊」に翻弄され続けてきた日常の思いを、ギターに託し表現し続けてきた歌手「佐渡山豊さん」が姫路にやって来られました。流行にしがみ付き、皆と同じである事を必死に追い求めている私達に、「それが正直な気持ちなのですか?」と、一…
「背柱式車人形」の紹介後、その人形が舞台に登場した時の、皆さんの「ウォー」というどよめきが印象的でした。日頃からゲームに慣れ親しんでいる皆さんにとっても、新鮮な感動と驚きだったようです。始めて人形浄瑠璃と遭遇した江戸時代の聴衆も同じ思いを…
屋外で公演というのに、公演直前、突然の雨に。それでも開演時間には降り終わるというから、何やらまゆつばものなのかと、狐につままれた様な気分で待機していると、何の事なく、その通りくっきりとお天道様が顔を出し、予定通り公演開始に。最近の気象情報…
「人形」を学校公演に持って行ったんですが、あいにくの雨でした。人間ならば「傘」「合羽」「レインコート」といった素敵なアイテムが、溢れる程に揃っている訳なのですが、人形はそうもいきません。今後ちゃんとした「入れ物」を製作しようと考えているの…
再度、「人形かしら置き」全体像と「男性人形かしら」を並べて撮影してみました。 「人形かしら置き」の下部より上部を見たところです。 こちらもレアパターンをご紹介致します。通常、切断面に合わせて綺麗にそろえて組み立てたいものです。最初にご紹介致…
これまでは、女性の人形を見て来ましたが、今度は男性人形の方をご紹介致します。まったく同じかと思いきや、製作の順序や過程から、新しい発想が浮かべば、早速新しい仕組みを試してみる事にしています。そういう結果としての多少の違いをお楽しみ下さい。 …
写真は、人形の「首」から伸びた金属棒の先を拡大しています。中が空洞の金属棒の先にこの「木製ストッパー」が装着してあり、またこの中には「ばね」が仕込んであり、「ばね」の力でこの二つに割れている木製の部品をそれぞれ外に広げ、穴から抜けなくなる…
人形の「かしら」を公演先に持って行く時、何らかの事情で壊れてしまったり、傷ついてしまったりすると悲しいものです。そこで今回は、安全に持ち運びができる手作り「かしら置き」をご紹介したします。 ホームセンターなどで売られている規格材を利用して作…
例年、屋外で見て貰っていましたが、今日はあいにくの「雨」です。という訳で、屋内での公演となりました。屋外だろうと屋内だろうとやる事は同じなのですが、お客様にとっての様相はかなり変わります。「気が散る」という言葉がありますが、通常集中できな…
現在、感染拡大が収まっているとはいえ、本来ならば保護者の皆さんも参加して、会食ができる楽しい行事のはずでしたが、未だにぬぐい切れない不安に配慮して、子ども達だけの行事となりました。その上、公演が始まる前には、場所取りを巡ってのひと悶着もあ…
「財政が無いから取り組めない」そういう事を減らしたくて、生徒数の少ない学校に「低予算」での案内を出したところ、生徒数63人の小学校から公演の依頼がありました。この間、しばらく「コロナ禍」で行事一つできなかった事情もあり、地元の保育園児や子…
「コロナ禍」が収まったのか、はたまた「第6波」を前にした静けさなのか、いずれにしても発表される感染者数は減りました。この機会を利用して、私達もお仕事ができるという訳です。長きに渡り、行事を行えなかった皆さんにとって、仕事ができなかった私達…
今日は、「文化教室」という学校行事を2回に分けて生徒の皆さんに見て頂きました。「鑑賞会」という言葉がありますが、それよりも最近耳にする「アクティビティー」という言い方が似合う行事の様に感じました。早速調べてみると、「日本伝統芸能体験」とい…
今年夏の「猿まわし&花こま公演」は2回のみで、今日はその貴重な1回目でした。昨日までとは打って変わり、恐ろしい雷雨をもたらしたあの梅雨空はすっかり晴れ渡り、太陽の眩しさに、芝生は精一杯照り映え、公演を盛り上げる最高の演出となりました。お猿…
今回は、足の「太もも」部分にあたる部位を発布スチロールで作ります。手に持っている塊を電熱線を利用したカッターでおおかな大きさ、形にカットしていきます。 大まかに削り出したところで、やすりで形を整えていきます。 腰にぶら下げてある太もも部位に…
前回に引き続き足の部分をご紹介致します。膝から下の部分と足先の部分を接合させるのですが、大きなほぞ穴には写真の通りの木のピンがはまるのですが、余分に細い穴が2つ空いている事に気付かれた方もおられたと思います。 実は、足の裏にもこの様に2つの…
今回は、人形の膝から下の足をご紹介致します。 こちらは、膝から下の「すね」の部分となります。内部は彫り出してあり、できるだけ軽量となる様にしてあります。また、確実に接合できるようにピンが3か所にあります。写真上部にあるピン2本は「くるぶし」…
遥か西アフリカ「ブルキナファソ」出身の演奏家が姫路労音総会で演奏して下さいました。かつて、キューバで聞いた西アフリカをルーツとする皆さんが演奏された音楽とどこかしら似通っていて、穏やかで優しいその音楽に、農耕や牧畜を慎ましやかに営んでいる…
親しい仲間が遠方に移り住んでしまう時、何かしらの寂しさを覚えるのですが、そんな嫌応もない「別れ」は、残念ながら受け入れざるをえません。残された時間に何かしらの思いを伝えたいという衝動に駆られます。ましてや「結婚」という理由ともなれば、「嬉…
今回は、皆さんを「中学時代」へと誘いたいと思います。何やら三角形の二つの板に挟まれて、丸っこい物体が乗っています。実は、人形の「首」です。人形の「かしら」に対して「首」はこのような角度で納まっています。こういう道具がないと、垂直に「首」に…
今回は、人形の「手」と「足」についてです。こちらは、人形の「手」となります。腕が全部ある訳でなく、このように、大体「ひじ」から手先の部分だけを作り込んであり、通常は肩板から紐でぶら下がっています。従来の「文楽」「車人形」でも同じような構造…
沖縄民謡「谷茶前(たんちゃめ)」女の子にも衣装を着付けてみました。男の子と違い帯の位置が少し高めとなっています。こちらの人形も女性用の「腰」が骨組みに取り付けられており、それに合わせて帯を装着しています。 発泡スチロールは電熱線を利用した発…
今回は衣装「着付け」をしてみました。沖縄民謡「谷茶前(たんちゃめ)」用の衣装を用意しました。男女の人形となるのですが、今回は男の子の「人形の着付け」を行います。男性と女性とでは、帯の位置が違いますので、あらかじめ男の子用に人形の骨組みの中…
今回は「首」「かしら」の説明です。「かしら」の後頭部を外しています。画面向こう側が人形の「顔」となります。何やら針金が「首」から伸びて、「かしら」上部にある竹ひごに引っかかっています。現在、このステンレス製の針金で、人形「かしら」を画面向…
ちょっと見ずらいのですが、こちらは、「肩」の下部に位置する、「腰」となります。手で持っている部分が、人形遣いの体からの部分となります。 この「腰」にも「肩」と同じように発泡スチロールが取り付けられており、人形ではありますが、見た目で着物を着…
人形の「かしら」を「背柱(せちゅう)」の上に載せて、「肩」を発砲スチロールで形成し、サポーターテープで「背柱」に固定しているところです。両肩から「ひも」が垂れていますが、最終的にはこの紐に両手がぶら下がる事となります。 肩板に穴を2つ空けて…