伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

そうは言われても(泣)

風光明媚な山あいの保育園。学校生活では体験できない、大切に守り続けて来た伝統行事を、園の行事の中で子ども達に伝えたい、園長先生は語ります。毎年、園庭にこのようなシートを引き詰めて下さり、舞台ができあがります。今日は獅子舞の洗礼を受ける日で…

メダルを獲る訳では無いのですが

保育園、多機能施設、授産施設、老人ホーム、デーサービスなどが一緒になっている施設に毎年伺っています。6個所を、お昼を挟み、1日かけて廻ります。「天王山」という言葉がありますが、別に勝敗を分ける闘いではないのですが、どういう訳か「天王山」と…

これも「芸能」の役割ですか

「心を許した仲間」との楽しい会話には、気楽に喜怒哀楽を表現します。芸能は、初めて見て下さるお客さんに、「心を許す」という表現は適切ではないかも知れませんが、「信じる」とか、初めてでも、ある意味そういう「心を許した仲間」に向かって上演する、…

金婚式のご夫妻がターゲットに!

老人クラブの総会にお邪魔しました。儀式の後は、やっぱり文化行事ですよね。お客さんも私達もお互い初めてという事もあって、まるで「お見合い」の様に始まりました。太鼓で、「なるほどこういう人達ね」という感じになり、獅子舞で、全員の頭を噛んで廻り…

生きている歓びを感じ合いたい

人間誰しも何かに抜きんでるものを持っているようです。施設に伺うと、手作りの作品、習字、画などが、まるで文化祭の様に飾ってあります。芸能がやって来るとなると、音楽を口ずさんだり、好きな歌を歌ったり、リズムに合わせて体を器用に動かしておられま…

職員の方への感謝とまぶしさ

利用者の皆さんに見せたい!そういう思いをとても感じながら、毎年伺っています。歳を重ねると、できていた事が色々とできなくなるものです。職員の皆さんの手を借りながら、施設での日々を過ごしておられる訳です。そんな中、少しでも楽しみ、生きがいなど…

今日の先生、違う!

園児の目は輝きます!「えっ!先生?」日頃接してくれる先生と少し違います。公演先から「体験できますか?」という質問を受けます。見るだけでなく、体験したい、体験させたいという思いからです。ただ体験してもらっている様子を見て頂くより、体験してい…

願うという風物詩

幸せを願う、無時を願う、節目をつくる、たくさん集まられた皆さんから色んな思いを感じます。ひとりひとりのお顔を覚えている訳ではありませんが、きっと毎年お会いする方もいるのでしょう。「獅子舞が来る」のが、毎年の行事となってきたように思います。…

園長先生の情熱

園の先生が毎年趣向を変えて、餅つきを楽しんでいます!おはやし付きのお餅つきは大好評です!日頃触れる事ができない芸能や文化を少しでも体験させたい、伝えたい!科学の発達で、たくさんの事が今や当たり前のようになりましたが、以前はどれだけ手間と苦…

馴染みからくる期待感に負けないように

こちらでは、保護者と祖父母向けの2回に分けて、園児達の演奏発表会を行っています。私達は、祖父母の皆さんの時にお邪魔します。長年お邪魔すると、園児や祖父母の皆さんともどういう訳か馴染みが出てきます。見知らぬ人への不安感より、公演への期待感を持…

お金で買えない大切なもの

お父さんお母さんも含めてコミュニケーションを深める大事な行事となっています。玉すだれ挑戦の担当者、もち米蒸しの担当者、餅つきの担当者、餅を丸める担当者、その他色んな担当に分かれて、先生方と一緒になって進めて行きます。色んな場面で、お父さん…

おにぎり、漬物付きですよ!(熊本県益城町仮設住宅での公演から)

震災復興住宅の抽選や、自力で自宅を構える方の新築が始まっています。復興住宅の抽選に当選しても、孫が通う学校からは遠いと、心ならずも遠慮されたり、被災地の新築とあっては、建設ラッシュで2年待という方もおられます。また、地震で揺れた地盤を調査…

受け継ぎ、そして伝える(沖縄公演)

小学生の皆さんが、地元に伝わる踊りを伝承しておられ、今日はそれを披露して下さいました。いわゆる発表なのですが、まるで厳かな儀式を体験したような、先祖への畏敬の念を抱かせる踊りの数々でした。それを受けて、私達は「餅つき」を担当しました!最後…

最初から最後までずっと泣いていたね!(沖縄公演)

保育園じゃありませんよ、デイサービスですよ!ひとつひとつの演目に声をあげながら涙を流して喜んで下さいました!職員の方も、日頃見せない利用者の方の反応にビックリ!ここにお集りの皆さんは、一体どんな人生を歩んで来られたのでしょう!私達とは先輩…

心晴れやかに、生きる楽しさを(沖縄公演)

近づいてくる獅子に、思わず声を上げ「怖い~!」。子ども達ならともかく、おじいちゃん、おばあちゃんがこれ程怖がって下さるとは?一番喜んでいるのは、職員の方で、芸能で喜ぶ利用者の姿が何よりです。公演後、「ありがとうね!」「良かったよ!」利用者…

お互いを理解する楽しさ(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

盆踊り良かったですね!何だかんだと小難しい話よりも、参加者の皆さんの出身地盆踊りをみんなで踊れば、身も心も理屈抜きにひとつに!観念ではなく感性の世界ですよね!いや~良かった!交流フェスティバル最後の締めくくりに、盆踊りを企画された皆さんに…