伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

獅子の威力、侮るなかれ!〔兵庫県養父市〕

 今年の3月以降、兵庫県下の色んな施設を訪ねて、公演のお願いをして来ました。私達の拙さ、知名度の低さもあり、中々新しい公演先を見つけるのも容易ではありません。ましてや、お金まで出して「伝統芸能」を見ようなどと、どうもそういう気持ちにはなれない様です。長年、花こまをひいきにして下さっている公演先は本当に貴重です。皆様の要望に応えられる様に、日々精進をしなければ思い、今回も新しい演目を持って伺いました。それでも、何と言っても子ども達に大人気なのは、やはり「お猿」と「獅子舞」です。これに勝る芸能は中々無いのかもしれません。子ども達に喜んで貰うために2頭の獅子で伺ったのですが、居眠りから目覚めて起き上る獅子に子ども達がパニックとなり、一度に遊戯室の扉に殺到して、扉が外れてしまうというハプニングまで起こりました。獅子の威力、侮るなかれ。

演目:寄せ太鼓、秋田おばこ、滝流し、人形花笠踊り、猿まわし、親子獅子

滝流し

猿まわし

親子獅子

 

1月の風物詩〔兵庫県姫路市〕

 「新年を迎えたお祝い」と「今年1年の無事を願って」公演に伺いました。「今年は、獅子が2頭になって、やって来ましたよ!」と園児に伝えると、会場から「え~!?」の大ブーイング!喜んでもらえるのかと思いきや、「そうか!怖さが2倍増になったのか!」、ちょっと反省。それでも、怖いんだからしょうがないよね。案の定、泣き叫ぶ園児も漏れなく噛み終わり、獅子は取り敢えず終了。公演後、「ちょっと、怖かった!」とわざわざ報告に来てくれた女の子、感想ありがとう!怖さを乗り越え、自分達で搗き上げた、通常とは違う、倍ほども伸びるお餅を、友達と一緒に笑顔でほおばっている姿が印象的でした!こちらの園では恒例の風物詩となりました!

演目:親子獅子、もちつきばやし

 

怖いものは怖いよ!  〔兵庫県宝塚市〕

 この日の公演は保育園2階です。つまり臼など必要な道具はすべて車から2階へ運び上げることになります。ところが、保育園に到着し、車から荷物を下ろし始めると、次から次へと先生が荷物を運び上げてくださいました。ありがとうございました!公演は、「寄せ太鼓」「民謡こきりこ節」と進みましたが、子ども達にとっては「お餅つき」の前に乗り越えなければならない「獅子舞」があります。お獅子さんが登場するといつの間にか最前列の位置が1m、2mと後退していくではありませんか!みんなが強がっていても怖いものは怖い!しかし、獅子舞の終わりには皆頭を噛んでもらって幸せと健康を祈りました。さぁ!後は楽しいお餅つき。先生が搗いたお餅を、お友達と一緒にひとり10回ずつ搗きあげ、きな粉餅にして頂いたところで無事公演終了。教室へ帰る時には「もっと食べたかった!」「お餅おいしかった!」と感想を伝えてくれました。

演目:寄せ太鼓、こきりこ節、獅子舞、餅つき囃子

 

居心地の良い場所で!  〔兵庫県宝塚市〕

 大きな保育園の2階にある遊戯室が公演の場所でした。ゆったりとした作りの居心地の良い保育園で、子ども達も伸び伸びとしていました。「獅子舞」は、どの園に行っても大きな鳴き声が聞こえてくるのに、誰一人として泣く子がいなかった事に驚きました。そして「餅つき」では、餅をつく先生に園児たちが大きな声で応援し、大変盛り上がり、とても良い公演になりました。

演目:寄せ太鼓、こきりこ節、寿獅子(親子)、餅つき囃子

 

僕も!お餅つきたい!  〔兵庫県播磨町〕

 円形の素敵な会場に、たくさんのこども達が集まってくれました。「親子獅子」では、前に並んだこども達には「親獅子」が後ろの小さい子ども達には「子獅子」が、噛んで回りました。小さい子ども達は、やっぱり泣いている子が多かったようです。「餅つき」では、これまでの不具合を改善し、前日の餅つき機の試運転のおかげで、当日はばっちりうまく蒸せて、つき具合も上手くいきました。「僕も、お餅をつきたい!」と手を挙げている子どもたちみんなに、搗いてもらえなかったのが残念だったけれど、みんなが満足げな表情だったのが何よりでした。

演目:寿獅子(親子)、餅つき囃子

 

姫路労音総会に参加〔姫路市〕

 参加者からの活動報告は、肩ひじ張らない素敵な発言ばかりで、豊かな活動を目指しておられる皆さんを感じました。2年連続の黒字を報告された責任者の方の発言は胸に迫るものがありました。また、今年50回目となる姫路第九演奏会に寄せて、元朝日新聞特派員として世界中を取材された伊藤千尋さんが、実際に自分の目と足でつかんできた平和を求める民衆のうねりと、それにまつわる第九演奏会について、歴史と取材を交えながらの報告は圧巻でした。困難にめげずに平和を求めておられる沖縄の皆さんと重なるものがありました。歴史の劇的な変化はニュースとなりますが、日々の少しずつの前進も大切だと思いました。持てる力で、できる事を丁寧に、前に進んで行こうとあらためて思う一日となりました。

演目:太鼓教室Red 「生命の詩」 人形谷茶前 基地はいらない

 

十日恵比寿で福を呼ぶ!?〔兵庫県神戸市〕

 関西では「十日恵比寿」で賑わっています!それにあやかり、今回、各地の芸能を上演しながら、あらゆる「福」を熊手でかき集めるがごとく、「福」を呼び寄せたいと企画しました!毎年手厚い歓迎を受ける中、演目を少しずつ変えて上演を重ねてきたところですが、今回「秋田おばこ」を初お披露目させて頂きました!また、玉すだれに挑戦して頂いた職員の方には「福男」「福女」になって頂き、会場の皆さんに「福」をもたらし、会場が一つになって、今年1年の無事を願いました!1月は毎日公演が続いており、また公演先によって演目が違うという事も相まって、道具を忘れてしまいました。忘れ物が無い様に臨まなければと反省しました。

演目:八丈島太鼓、こきりこ、秋田おばこ、筝演奏による唱歌、滝流し、筝演奏による「花田の子守歌」、親子獅子



 



 

 

子どもたちに伝統行事を継承!  〔兵庫県宝塚市〕

 毎年1月には「花こま」の「獅子舞」と「餅つき」を園の恒例行事として取り組んでくださっています。床暖房のぬくもりを感じながら、保育士さんたちの力を借りて恵まれた条件で準備を進めることができました。「獅子舞」と「餅つき」の前に「こきりこ節」を演奏すると園児たちが一斉にざわめき始めました。伺うと、2月の園の発表会で「こきりこ節」を太鼓などで演奏するとのこと。園児のみんなはどんな気持ちで花こまの「こきりこ節」を聞いてくれたのでしょう?単なるイベントではなく、日本の文化、伝統行事を継承しようとする努力に敬意を表します。もち米の蒸し具合に問題があったにも関わらず「来年もまた!」のお言葉をいただき、恐縮ながら感謝の気持ちでいっぱいです。

演目:こきりこ節、南京玉すだれ、親子獅子、餅つき囃子

 

感謝でいっぱいです!  〔和歌山県橋本市〕

  10年近く毎年呼んで下さっている保育園です。 お世話して下さる先生が笑顔で迎えてくださいました。 子ども達約100名と祖父母50名ほどの参加でした。 祖父母といっても、皆さんお若いおじい様おばあ様ばかりでした。 いざ獅子舞が始まると、子ども達の黄色い声が響き渡ります。 さすがの年長さんは、小さい子たちに「がんばれ~!」「だいじょうぶ~!」と声援を送り、大人たちも感激! ところが、餅つきでアクシデント発生‼もち米がなんと半分しか蒸しあがっていない事が直前になって判明! もう間に合いません。 あの手この手で手立てを施しても餅つきは難航しましたが、子ども達のものすごい声援とおじい様方の熱意で何とか終了。 「お鏡餅」はいかに・・・。 そんなことがあっても「また来年も!」のお声掛けをいただき、感謝の気持ちでいっぱいになり、帰途につきました。 本当にありがとうございます。

演目:寄せ太鼓、こきりこ節、親子獅子、餅つき囃子

 

 

信頼と期待、そして反省!〔兵庫県福崎町〕

 新年を迎えたお祝いと、今年も元気に過ごせる事を願って公演にのぞみました!「谷茶前」で「お魚」を売り歩く場面があるのですが、その時に「お魚」を受け取って欲しいと言えば、こちらの意図通りに喜んで受け取ってくれ、獅子で頭を噛んでもらう事も恒例となっていて、勿論怖がる園児もいましたが、なにはともあれ、皆さん一緒に新年行事を楽しんでおられ、花こまへの信頼と期待の大きさを感じました!午年にちなんで、筝の伴奏で「おうま」の童謡を歌おうとしたのですが、知らない園児ばかりで、一緒に歌う事ができませんでした。今後は、園児と一緒に歌える唄を、事前に教えて頂く事が必要だと反省しました。

演目:背柱式車人形による「谷茶前」、筝伴奏による童謡メドレー、親子獅子