伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

2019-01-01から1年間の記事一覧

来年の課題!〔兵庫県神戸市〕

笑顔。笑顔。見る人、搗く人、どうしてこんなにも笑顔!優しい気持ちになると笑顔になれるのだろうか?面白いと感じると笑顔になれるのだろうか?何なんだろう。芸人が披露するより、見ている人が参加すると、会場全員が笑顔に!搗き上げたら搗き上げたで、…

素敵な年末プレゼント!〔兵庫県宝塚市〕

巷では、例の如く「インフルエンザ」の大流行です。ご多分に漏れず、こちらの施設でも介護居宅エリアで罹患が確認され、こちらでの公演は中止となりましたが、自立して生活をされているホールでの公演は通常通り行われました。中止となった介護居宅エリアか…

素敵な新年を願って年忘れ〔兵庫県たつの市〕

これまで何年も公演を続けてきましたので、進行の段どりを理解して下さっているおかげで、スムーズに進める事ができました。また、皆さんの仲がとてもいいんです!そんな皆さんの中にいると、何とも優しい気持ちにさせて貰えます!それでも365日ずっと一…

「伝統」が「遺産」に?〔兵庫県たつの市〕

園長先生は、伝統行事を子ども達に伝えたいと言われます。そういえば、自分の保育所時代に「餅つき」の行事なんてありませんでした。各家々で餅つきをしていた様にも思います。餅つき機の誕生と共に無くなってしまったのかも知れません。田んぼや畑が住宅や…

さながら挿絵の「寺子屋」を連想!〔兵庫県姫路市〕

車人形が動く不思議さに納得いかず、一斉に不思議な眼差しが舞台に投げかけられたり、一転玉すだれに挑戦した先生には表情豊かに熱心な声援を送り続け、楽しみにしていた獅子舞では大声で泣いてしまったり、目の前で搗き上げている餅つきの大人の姿に、自分…

平和な21世紀を創る歓喜の歌〔兵庫県姫路市〕

「人々は苦しみ、死にかけ、生態系全体が崩壊しかけている。私達は絶滅にさしかかっているのに、あなた達が話すのはお金の事、永遠の経済成長というおとぎ話だけ」と語るグレタ・トゥンベリ。「今日の世界では、何百万という子どもや家族が人間以下の生活を…

新鮮に感じる工夫〔兵庫県明石市〕

自治会長さんが参加して下さって、餅つき行事が行われています。この自治会長さんが素敵なんです!毎年、園児の皆さんを楽しませたいと、色々工夫を凝らして来られます。今年は手作りの「アンパンマン」が登場しました。この餅つき行事に間に合うように、先…

姫路文化賞受賞式〔兵庫県高砂市〕

姫路文化賞受賞式が行われました。受賞者の皆さんのプロフィールに目をやると、子どもの頃に興味を持った分野をずっと追い求め、追究して来られた経緯が紹介されていました。文連前会長は乾杯の挨拶をされました。「将来君は何になりたいか?」と尋ねられ、…

年内最後の園の行事〔兵庫県たつの市〕

薪をくべて、もち米を蒸しています。その薪が燃える香りは、遥か懐かしい子どもの頃を思い出すものです。園児の皆さんも、この薪の香りが記憶となって残るのでしょうか?そんな事を考えている中、公演は始まりました。最初はお誕生会です。園児に混じって先…

アットホームな「親子酒」〔兵庫県たつの市〕

創業60周年を祝う会が行われました。一口に60周年なのですが、経営危機は幾度も体験されたそうです。その都度、従業員の皆さんの努力と、経営者の「何くそっ!」という踏ん張りで乗り越えて来られたそうです。100年を目指し、従業員の皆さんやそのご…

新しいコミュニティーを求めて〔兵庫県姫路市〕

地域の皆さんが一堂に集まって3世代揃って見て頂く機会を得ました。自治会長さんは挨拶されます、「一人で家に閉じ籠っていないで、皆さんと一緒に楽しんで下さい!」と。企画されたのは、婦人会の皆さんでした。色んな道具や機械の発展で生活が便利になり…

高橋哲二さんを迎えて〔兵庫県姫路市〕

11月8,9日と沖縄で開催された「平和大会」に、北海道矢臼別平和委員会を代表して矢臼別の闘いを報告された「高橋哲二さん」が、その帰りに姫路に立ち寄って下さいました。今年10周年を迎えた矢臼別平和委員会文工隊「花いかだ」で活動されています。…

恒例のもちつき会にお邪魔して〔兵庫県豊岡市〕

恐る恐る獅子に頭を噛んで貰った後の、何とも言えない笑顔が素敵です!餅つきの順番を待っていて、やっと自分の番に廻って来た時の、ほとばしる歓びの笑顔も素敵です!餅つきの幕間に感想を聞いてみました。「獅子が怖かった!」「お餅が美味しかった!」「…

先人の生き様に想いを寄せる〔兵庫県加西市〕

伝統芸能を鑑賞する事で、「先人の生き様に想いを寄せる」事ができたそうです。また、「そう想像しただけで胸が熱くなった」と、先生は語ります。額に汗し、汗水を流し、真面目にコツコツと仕事をこなしてきた先人の姿か、はたまた、そう生きて来た親の姿が…

(秋の猿まわし&花こま公演)小難しい話?〔鳥取県鳥取市〕

「お猿さんが可愛かった!」皆さん異口同音です。人間以外で、他の動物を可愛いと思う事はあるのでしょうか?一般生物は、「食うか、食われるか」という感覚はあっても、「可愛い」なんて、そんな余裕は無いでしょう。天敵となる物がいないから、きっとそう…

(秋の猿まわし&花こま公演)鉄平君〔兵庫県太子町〕

やはり、鉄平君の猿まわしで笑いが起きるのは、ハンカチで涙をぬぐわないといけないのに、そのハンカチを素知らぬ振りで「やらない!」とばかりに投げてしまう時です。また、赤ちゃんを抱っこしたり、おんぶしたり、腕枕で寝かすシーンで、その大切な赤ちゃ…

(秋の猿まわし&花こま公演)不思議な話〔兵庫県姫路市〕

こちらの保育園、絵本の読み聞かせが盛んに行われています。2つの保育室を開放して、公演を見て頂きました。そう言えば、ひとつひとつの説明やお話を、皆さん真剣に聞いて下さいます。読み聞かせの成果でしょうね。ところが芸能となると、言葉だけではない…

(秋の猿まわし&花こま公演)心がけるもの〔兵庫県姫路市〕

演者は、見えない苦労が絶えないものです。お猿の鉄平君、稽古では完璧にこなすのですが、お客さんの前に出るとかなりのプレッシャーがあるそうで、いくら一生懸命稽古通りにやろうとしても、稽古通りに行かない事もしばしばです。そうすると、親方のいう事…

(秋の猿まわし&花こま公演)公園での公演〔兵庫県尼崎市〕

公園を借りて保育園児に見てもらう公演です。公園ですから、会話を楽しむ老夫婦、学校帰りの小学生、赤ちゃんと散歩のお母さん等々、色んな方々が利用しておられる訳です。ブルーシートを敷き、何やら催しものが始まる雰囲気を、そんな皆さん方が気づき始め…

(秋の猿まわし&花こま公演)花は咲くのか?〔兵庫県宝塚市〕

お迎えに来られたお母さん方に先生が、先ほどの公演の内容を一所懸命に伝えておられます。お猿で大声を出して喜んでいた事、獅子舞で泣いていたお友達がいる中、泣かずに頑張った事など。今度はお迎えのお母さん方がそれぞれのグループに分かれ、先生から伺…

宍粟労音第九演奏会打ち上げ〔兵庫県宍粟市〕

たった1台のエレクトーンでフルオーケストラに迫るサウンドを奏で、電子楽器の常識を覆したエレクトーン奏者「神田将」さんを迎え、「絆で歌う秋の第九」と称して、地元宍粟労音合唱団の皆さんと一緒に宍粟労音第九演奏会が行われました。私達はその打ち上…

(秋の猿まわし&花こま公演)設立20周年を迎えて〔兵庫県太子町〕

こちらの施設では、知的障害者が親亡き後も安心して暮らせるように、家庭的なあたたかい支援を目指しながら、障害を抱える人の悩みや生き難しさに寄り添う支援を行っておられます。不平不満、愚痴は、日常無意識に口をつくものですが、「ああ、幸せだな~」…

(秋の猿まわし&花こま公演)鬼祭りへのプレゼント〔岡山県井原市〕

井原町の秋祭りは別名を鬼祭りと呼ばれ、約100匹の恐ろしい形相の鬼たちが、御神幸の先払いを務めます。向こう1年間の家内安全を願って、鬼のタスキや槍先にさした御幣を争奪すると無病息災のご利益があるとされています。今日はその地元鬼祭り開催に合…

(秋の猿まわし&花こま公演)重圧との闘い〔大阪府箕面市〕

初めての施設に伺い一番嬉しいのが、公演前と公演後の私達への接し方がガラッと変わる時です。皆さんとの関係性を大事にしながら、押しつぶされそうな位の責任の大きさを感じながら、丁寧に大胆に、自分自身にも納得できる上演を、瞬時瞬時に追究し、瞬時瞬…

(秋の猿まわし&花こま公演)太鼓を身に付けると〔大阪府箕面市〕

こちらの園児の皆さんは太鼓を習っておられるとの事で、なるほど演奏を興味深そうに聞き入っていた筈です。おまけに獅子に噛まれるのも、まったく初めてなので、全員大泣きしてしまい、大パニックに陥るのではないかという予測が大きく外れ、何の事ない全然…

(秋の猿まわし&花こま公演)胸に染み入る子どもの笑い声〔兵庫県姫路市〕

御多分に漏れず、こちらの施設も利用者の皆さんに混じって、園児、小学生を迎え準備万端です!メンバーは変わると思いますが、集まった皆さんにとっては、年に一度の祭りみたいなものです。職員の方々はといえば、長年の経験から細かい処まで配慮して下さり…

(秋の猿まわし&花こま公演)秋晴れの青空と子ども達〔兵庫県尼崎市〕

公演後、子ども達に混じって一緒に昼食を頂きました。「今日は、何が面白かったですか?」「お猿さんと、獅子が良かった!」太鼓、琴、そーらん節の印象は一体どこへ!インパクトが大きいのは分かります。分かりました、今後、少しでも印象に残る努力をさせ…

(秋の猿まわし&花こま公演)集中するもの〔兵庫県神戸市〕

「猿が来ますよ!獅子が来ますよ!」職員の方の呼びかけに、会場に集まって来られる皆さんは、期待あふれる表情で一杯です。そんな皆さんを笑顔で迎えながら、「その期待を裏切ってはいけない!」と、肝に銘じるのでした。お客さんとの関係性から、一回一回…

(秋の猿まわし&花こま公演)公演前の緊張感〔兵庫県神戸市〕

開園以来2回目、久しぶりの訪問なのですが、職員の方も大分入れ替わったりしたのでしょう、2回目と言いながら、ほぼ初めて伺ったという感じがするのでした。お茶を出して頂きました。「公演をしてくれる人達というのは分かるのだけれども、この人達は一体…

(秋の猿まわし&花こま公演)太鼓の会こだぬき創立30周年記念の集い〔徳島県徳島市〕

伺うと、これまでの公演回数は1200回を超えると言います。すると、平均年40回も公演した計算となります。特別な個人レッスンなど行わず、どんな人でも叩けば音が響き、叩く人を選ばない「太鼓」なので、誰にでも平等なレッスンをモットーに運営して来…