伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜかそういう世界へといざなわれる演奏でした!(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

豊かな自然に恵まれた日本と、そこに住む人間の愛と尊厳を歌い、語り継いでいこうと人見勇三、広木房枝のお二人で1979年に結成された「邦楽アンサンブル花しょうぶ」の演奏でした。演奏が始まると、遠い故郷で笑顔で待っていてくれる、そんな懐かしい、…

最新機能にはご用心!(沖縄公演)

最近のガス器具の発達は目を見張るものがあります。長時間ガスが出続けていると、ガス器具自身が不自然だと判断して、自動的にガスを止めてくれる機能が備わっています。事故を未然に防ぐありがたい機能なのですが、「もち米」を蒸している時に作動してしま…

皆さんに支えられ、今年も公演!(沖縄公演)

中学生にでもなったら、もう見に来てくれないんじゃないか、お客さんが来なかったらどうしようかと、ふと不安に駆られます。そんな時、思いのほかたくさんの方が親子で詰めかけて下さると、心躍ります!絶対満足して帰ってもらおうと、力が入ります!獅子で…

保育園での「カタルシス」!

やはり、そうです!やはり、「獅子舞」では、「大泣き!」。獅子が舞台に登場し、舞い始めると、子ども達は輪はジリジリと後方へ広がり始めます。先生による「玉すだれ」になると、子ども達からの大声援が起こり始め、「もちつき」になると、いつの間にか、…

上へ下への大騒動!(沖縄公演)

興味ある子が一番前で陣取っていたのに、獅子が出て来た瞬間に慌てて後ろへ移動。今度は後ろで見ていた子が一番前まで移動。園一番の元気者が園一番の怖がり者に!「こんな獅子舞初めて!」と、一緒に参加した祖父母から感想が。「そーらん節」の解説が始ま…

個性豊かで奇想天外、単純明快!(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

長年「ゆいの会」の皆さんの芸能を見させて頂き、是非たくさんの方々に見て頂きたいものだと思っていました。今回それが実現でき、感無量です!「ゆいの会」の芸能は、まったく発想できない着目点があり、豊かな色んな芸能を生み出し続けていっています。ま…

希望という名の未来への誘い「生命の詩」(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

「今福座」の皆さんの舞台には、木っ端難しい理屈など通用しません!「命、生きる、元気、祭り、魂の叫び!」そのものです!それを体現する今福さんが、未来やレッドの皆さんと一緒に演奏すると、不思議や不思議!もっともっと化学反応を起こすのです!凄ま…

先祖が葛藤の中で選んだ生き方と今の私達(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

北海道「たきかわ車人形ひろみ座」の皆さんは、座の総力を上げて、駆けつけて下さり、感激と感謝の思いで一杯です。長年、空知の皆さんの下を訪れ、公演させて頂いた日々を思い出しました。その後、記念行事の度にお邪魔させて頂き、「この地に生きてー滝川…

人形は、もうお友達に!(沖縄公演)

日頃見る機会のない伝統芸能を、この機会に親子で楽しもうという、PTA主催の鑑賞会に、お招き頂きました。会場との楽しいやり取り、思った事、感じた事をストレートに投げかける楽しさ、そんなやり取り満載の「そーらん節」には大きな拍手が寄せられました。…

元気な皆さんに会いに来たよ!(沖縄公演)

園に伺うなり、「は・な・こ・ま・さ~ん!」と声を掛けてくれる園児の皆さん。怖い「獅子舞」とおいしい「餅」がセットで楽しめます!この春小学校へ入学するお友達は、「これで最後か....。」と園で見る最後の花こまに、心なしかちょっと寂しそう。そこま…

もう!スイッチ入りっ放し!(沖縄公演)

昨年の好評につき、今年もお世話になりました。お餅、ひとり5~6個は食べたんじゃないでしょうか?子ども達は、十二分に楽しんでいる様子で、口々に「最高!」と歓声を上げていました。公演後、子ども達に感想を求めたところ、三味線と太鼓のお囃子にのせ…

千鳥は海を越えて韓国へ(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

組曲「アジアへ」は、本当に良く作られたなと思います。新しい可能性を感じました。韓国クンドゥルとの交流から始まったサムルノリを融合させ、何か作品として仕上げたい、というその思いを感じました。見事でした!「滝流し」で始まり、千鳥の曲をここでで…

思いを演奏に込めて(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

かつて地上戦が行われ、兵隊はもとより、戦闘や軍人により命を失った住民の方々の遺骨は、今もなお収集され続けています。それなのに、新しい基地をつくらなければ、基地負担を減らさないと言われ、子どもの頭の上からヘリコプターの部品が落ちてくる日常が…

2018年 猿まわし&花こま公演のご案内

毎年恒例の「猿毎座」筑豊大介さんが今年もやってまいります! 子ども達から大人まで、みなさまに愛され、一緒になって楽しんで頂ける「猿まわし」と「花こまの伝統芸能」を、 一度に楽しんで頂ける催しとなっております。 包み込むように、心を和ませ、人の…

心揺さぶる唄三線(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

日々、真近で訓練を体感する伊江島。あれ程、厳しく、辛く、悔しい、そんな思い、感情を毎日抱いているはずの、伊江島からやって来られたゆきこさんが放った、唄三線は清らかで、凛として曇りが無く、それでいて穏やかで、謝花さんの抱いてきた苦悩、それに…

生活を見直す勇気(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

沖縄からお越しの謝花さんのお話、福島からお越しの大橋さんのお話を伺い、大量生産、大量消費の日常生活を見直さなければ、地球規模の破滅を招くんだなと思いました。結局それらのつけは、これから暮らす孫子の代まで降りかかるんだと思うと、胸が痛みまし…