創業60周年を祝う会が行われました。一口に60周年なのですが、経営危機は幾度も体験されたそうです。その都度、従業員の皆さんの努力と、経営者の「何くそっ!」という踏ん張りで乗り越えて来られたそうです。100年を目指し、従業員の皆さんやそのご家族と一緒にお祝いしたいという会長の提案で行われました。来る日も来る日も各地を尋ね歩き、断られても断られても仕事の依頼を続け、やっと仕事を頂いたエピソードなどが紹介されていました。元従業員の方が、落語「親子酒」の登場人物に現会長、社長を取り入れて上演したのですが、会長が「顔が2つも3つもある酒浸りの社長なんかこの家から出て行け!」と言うと、社長は「こんなぐるぐる廻る家なんか出て行ってやる!」という落ちに、会場の笑いは最高潮となりました。さながら、「狂言」をほうふつとさせるシーンでした。そんな会長さんに以前見て頂いた事があったご縁から今回お祝いに伺いました。