伺うと、これまでの公演回数は1200回を超えると言います。すると、平均年40回も公演した計算となります。特別な個人レッスンなど行わず、どんな人でも叩けば音が響き、叩く人を選ばない「太鼓」なので、誰にでも平等なレッスンをモットーに運営して来られました。地元小学校の太鼓サークルにも指導に行かれています。子ども達、障害を持った皆さん、年配者等々、やはり参加者をも選ばない「こだぬき」の皆さんでした。と言っても、各演目は必ず現地へ習いに行き、制作の心構えにも感動です。気負いが無く、自然体で、と言ってわがままでなく、清々しい素敵な「こだぬき」の演奏でした。御祝に、私達以外にも、小学校太鼓サークル、人形浄瑠璃、玉すだれ、独楽まわし、太極拳の皆さんが駆けつけて花を添えました。
演目:寿獅子、そーらん節、猿まわし