車人形が動く不思議さに納得いかず、一斉に不思議な眼差しが舞台に投げかけられたり、一転玉すだれに挑戦した先生には表情豊かに熱心な声援を送り続け、楽しみにしていた獅子舞では大声で泣いてしまったり、目の前で搗き上げている餅つきの大人の姿に、自分も早く搗きたいとはやる気持ちが前面に出ていたり、かと思えばそんな中、切れて垂れている三味線の糸に一生懸命に息を吹きかけて「ぶらぶらするのを」面白がって遊んでいたりと、絵でも描けば結構面白い作品となりそうな今日の公演でした。さながら、教科書に載っていた「寺子屋」の挿絵を連想してしまいました!