伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

2019-01-01から1年間の記事一覧

(秋の猿まわし&花こま公演)親子連れの休日〔兵庫県姫路市〕

休みを利用した親子連れの皆さんが、児童館にお越し下さいました。一番のお目当ては「猿まわし」だったのでしょうか、子ども達から大人の皆さんまで興味津々です。太鼓、踊りと続いて「南京玉すだれ」。今日ご参加の、一人のお父さんに白羽の矢が刺さりまし…

(秋の猿まわし&花こま公演)これって、今のトレンド⁉〔兵庫県加古川市〕

今、保育園ではお爺ちゃんお婆ちゃんをお呼びし、老人施設では子ども達を迎え、子ども達からお年寄りまで皆さん一緒になって伝統芸能を楽しむという機会が、どんどんと増えています。誰が命令した訳でもなく、自然な気持ちからだと思います。最近では、それ…

(秋の猿まわし&花こま公演)大人と子どもが入り混じった場合〔兵庫県加古川市〕

急な雨のため、園庭からお部屋へ会場を移しての公演となりました。園児をはじめ、赤ちゃんを連れたお母さん方、子ども達に遊びを教えるボランティアの皆さん方の参加がありました。このように、大人と子どもが入り混じった場合、それぞれで反応する場面が違…

(秋の猿まわし&花こま公演)穏やかに、たおやかに!〔兵庫県姫路市〕

太鼓演奏に大きな拍手、獅子舞の動きひとつひとつに拍手と歓声が、お猿と親方との掛け合いに大きな笑い声、車人形との熱い抱擁。どの演目のひとつにとつにも、細やかに反応して喜んで下さる皆さん。そして、会場を暖かく包み込む、そんな芸能を楽しむ皆さん…

(秋の猿まわし&花こま公演)伝統芸能を園で見せてあげたい!〔兵庫県神戸市〕

お猿の鉄平君1頭となって、こちらには久し振りの訪問でした。以前の公演で、お猿の一平君の演技を知っているだけに、園長先生はじめ、鉄平君はどれだけやってくれるのだろうかと、皆さんそればかり考えてしまうのでした。「できなくてもご愛嬌!」と、皆さ…

今に生きる伝統とは〔兵庫県たつの市〕

以前、花こまの公演をご覧になられていた自治会長さんに、「ええ獅子舞やったな!」とのお褒めを頂き、今回、地元神社の秋季大祭に呼んで頂きました。獅子で皆さんの頭を噛んで廻ると、「ええ獅子やったで!来てくれてありがとうな!」と言って頂くと、本当…

矢臼別平和盆踊り大会〔北海道別海町〕

今年で第55回を迎えた矢臼別平和盆踊り大会、50年以上この大会に携われた方にお祝いをしたいと考え、今回「餅つき」を行いました。三宅信一、上出五郎さんは、第1回からの参加者で、この大会を計画した方々です。上出さんは、別海町議を長く務め、多く…

矢臼別平和盆踊り〔北海道別海町〕

「新曲さくら」は、日本古謡の「さくら」をもとに創作された曲です。「桜」は日本を代表する花で、昔から春を迎える花として愛され、親しまれてきました。しかし、かつて「桜」の花を軍国主義の象徴として利用し、日本を侵略戦争の道へ引き入れ、国の内外に…

矢臼別平和盆踊り〔北海道別海町〕

矢臼別平和盆踊りのメインスローガンは、「沖縄の闘いに呼応し、北からの安保闘争を巻き起こそう」です。辺野古や高江に新基地は造らせない、普天間基地の即時返還を訴えて、毎日行動を起こしておられる沖縄の皆さんに連帯するという意味です。毎年その沖縄…

東日本大震災慰霊碑を参拝〔宮城県名取市〕

名取市閖上地区に建立された「東日本大震災慰霊碑」は、震災により犠牲になられた方々が、天に昇って行くイメージを表し、また、震災を克服し、復興に向けた決意を新たにする気持ちを込めて、「種の慰霊碑」から発芽した「芽生えの塔」が、この地に豊かさが…

川内村公演(福島県川内村)

今から7年前、原発事故により故郷を離れざるを得なかった皆さんのために、何かできる事はないだろうかと姫路医療生協より福島県内3つの医療生協を紹介して頂きました。仮設住宅へ行きたいのならと、郡山医療生協より共産党郡山地区被災者支援センター大橋…

真摯に迎えて下さる医療生協の皆さん〔福島県福島市〕

これまで、職員の皆さんや患者さんに見て頂くという機会を頂いて来ましたが、今回初めて組合員の皆さんに見て頂く事ができました。こういう機会を作って下さった事をとても嬉しく思います。震災後、福島復興の力にと訪れる花こまを、どうしたら自分達の力に…

こまの会開講式で「新曲まんざい」を上演〔兵庫県姫路市〕

「新曲まんざい」。内容は、恋人のために大切にため込んだお金だけれども、目の前で買えずに困っている女性を放ってはおけないので、自分のあり金を全部上げてしまおうとする。その思いを知った彼女も着物を買えずに困っている彼にあり金を全部上げてしまお…

明日への活力〔福島県福島市〕

会場に入ると、ホワイトボード一杯に書かれた「花こま歓迎」の文字に、私達の胸がキュンとさせられます。伝統芸能を上演する、それらしい雰囲気を醸し出すために、きっと誰かのお家にあったんでしょう、古くから伝わる、由緒正しい、いかにもそれらしいつい…

一人一人と向き合うという事〔福島県福島市〕

こちらの施設も毎回盛大に私達を歓迎して下さいます!どれほど心待ちにしていらっしゃるかのか、こちらもその思いに応えたいという気持ちになります。通常、お客さん全員に向かっての上演なのですが、獅子舞で全員の頭を噛んでまわったり、車人形で全員の皆…

次への課題は〔福島県福島市〕

東北の地震をきっかっけに、それ以来伺っています。もう7年も通い続けていますが、皆さんの私達への熱い思いは今も続いています。当時、原発事故避難で自宅へ帰れない方がおられました。避難解除となり、住み慣れた自宅へ帰れるのかといえば、もう何年も家…

先生の願い〔福島県福島市〕

今年も学童の皆さんの下を訪れました。小学校の空き教室が新しく学童の教室に割り当てられ、トイレや廊下もリニューアルされ、とても素敵な学童の教室として誕生しました。公演の最初に先生が挨拶されました。8年前にこの福島を含む東北地方で大地震が発生…

私達を包むものとは〔福島県郡山市〕

毎年こちらの施設では、お札を車人形の首に掛けて下さり、まるで、演芸場のスターの様です。やはり今年も、花飾り、お札飾り、お花で、私達を歓迎して下さいました。途中、職員の方に、玉すだれを挑戦して頂いたのですが、どこで身に付けたのか、身のこなし…

夏の公演報告会〔兵庫県姫路市〕

この間、山形から始まり、青森県大間町、北海道十勝、北海道矢臼別、福島などに行った私達の公演や交流会の報告会を行いました。その報告会に、入江県会議員にもお越し頂き、「夢前町での産業破棄物不法投棄問題」「県立病院の統廃合問題」「瀬戸内海湾岸高…

「敬う」を考える〔岡山県鏡野町〕

今日は施設の「敬老会」でした。一口に「先輩方を敬う」と言っても、ただ美辞麗句を並べ立てて見たところで、虚しさが先に立つというものです。勿論言葉も大切ですが、皆さんが、心から喜び、元気を出して頂ける、また気持ちから、そうなって頂ける様に、そ…

二人の門出を祝う〔兵庫県神戸市〕

「二人の門出を祝う」それはそれはめでたい事です。ですが、この日を迎えるにあたって、色々な気遣いや準備が大変ですが、人生の節目となる一大儀式でもある訳ですから、簡単にやり過ごす訳にはいきません。不思議なものですが、人間であれば、どこの国に行…

「敬老会」での長寿祝い〔兵庫県神戸市〕

子どもの頃に「敬老会」と聞いてもピンときませんでした。ところが年を重ね、たくさんの方々と触れ合う機会が増えると、その重みは増すばかりです。日本では116歳が最高齢だと紹介がありました。明治生まれだそうです。白寿、卒寿、米寿、傘寿といった方…

スワンの家ふれいあフェスタ〔北海道別海町〕

矢臼別平和盆踊りに参加する演奏家の皆さんは、盆踊りが開始されるまでの時間を利用して、そのままこぞって「スワンの家ふれあいフェスタ」を訪れ演奏します。また、スワンの家利用者の皆さん方も夕方からの「平和盆踊り」に参加されます。こうやってお互い…

第55回矢臼別平和盆踊り前夜祭〔北海道別海町〕

第55回矢臼別平和盆踊りが開催されました。今日はその前夜祭。平和を求めて活動している方々が一堂に集い、ただそれだけでお互いのエネルギーが沸き上がるというものです。またその上、文化行事を通しての牧場野外交流とあって、日頃体験できないアウトド…

今、子ども達に見せてあげたい!〔北海道足寄町〕

2年前にも伺った事がある学童施設に伺いました。子ども達の話題は「獅子舞」でもちきりです。あれほど自由気ままで賑やかだった会場が、太鼓が始まった途端に舞台に集中しています。校長先生を退職された施設長さんは「お互いのルールさえ守れば、できるだ…

心あらたにする出会い〔北海道足寄町〕

昨年の公演が、利用者の方々、職員の方々の印象に強く残ったのか、「今年も!」という要望があり、今回の公演に至りました。皆さんの期待はとても大きく、「花こま」さんの公演で「また1年寿命が延びます!」と、感謝と共にとても喜んで下さる姿に、こちら…

私達にできる事〔北海道音更町〕

沖縄から参加の浦添先生との旅が続いています。この日は、是非沖縄の生の声を伺いたいという皆さんからの要望があり、そこで浦添先生の出番となりました。辺野古新基地建設にまつわる現状や、中国を想定した石垣、宮古での自衛隊配備の現状報告がありました…

加奈子と聞こう戦争体験〔北海道音更町〕

74回目の終戦記念日を控え、戦争にまつわる体験談を語る会が各地で開催されています。今日は、北海道各地での空襲の実態や、その体験者からの報告、シベリア抑留から帰国されたお父さんの話、それぞれ身近な方々の体験談がお互いに披露されました。また、…

正直な気持ちを貫く優しさ〔青森県大間町〕

青函フェリー大間航路の玄関口、青森県大間町で、大間原発建設予定地に土地を売らず、原発建設反対を貫かれている「あさこはうす」を尋ねました。上手く言葉で言い表せられないのですが、難しい理論や運動論などではなく、おかしい事はおかしいという「純粋…

こんなデイサービスは初めてです!〔山形県米沢市〕

こんなデイサービスは初めてです!初めて伺うのに、どうしてこんなにウエルカムなの?「めんこいね!」「日本一!」「来年も来てね!」「1年分の幸せを頂きました!」「会場と舞台とがこんなにひとつになるなんて凄いね!」「利用者の皆さんが釘付けでした…