矢臼別平和盆踊りのメインスローガンは、「沖縄の闘いに呼応し、北からの安保闘争を巻き起こそう」です。辺野古や高江に新基地は造らせない、普天間基地の即時返還を訴えて、毎日行動を起こしておられる沖縄の皆さんに連帯するという意味です。毎年その沖縄に伺い、肌で感じてきた事を今回面踊りで表現しました。青森県大間では女性一人で原発建設反対を訴え闘っておられ、また、余りの漁業被害に諫早湾の締め切り堤防の開門を訴え闘っておられる漁師さんの姿をこれまで目の当たりにしてきました。日本や世界各地では、貧困と不平等、格差の拡大、紛争と暴力的な過激主義、壊滅的な気候変動と環境破壊、「自分と異なるもの」にたいする不寛容など、当たり前の生活を追究する自由が、深刻な危機に瀕してます。そして、私達が、その是正を訴えると、新基地建設反対者の排除や香港デモ弾圧、あいちトリエンターレ中止がなどが表す様に、巨大な権力を持った政府は、市民に弾圧や圧力を加え自由な発言、行動を封じ込めようとしています。私達は今、そういう弾圧と闘う事なのだと思っています。
演目：面踊り
