以前、花こまの公演をご覧になられていた自治会長さんに、「ええ獅子舞やったな！」とのお褒めを頂き、今回、地元神社の秋季大祭に呼んで頂きました。獅子で皆さんの頭を噛んで廻ると、「ええ獅子やったで！来てくれてありがとうな！」と言って頂くと、本当に身に余る嬉しい一言となります。これまで、１回１回の公演に全力を尽くし、気になる部分を少しずつ、少しずつ改良しながら、皆さんの中で上演し続けてきた成果だと思います。どんな伝統芸能も人々に愛され、今に伝わっています。「形を変えてはいけない」という「規律」もありますが、今生きている私達が納得できる、喜べる、感動できる、そういう形、音色、音階、色彩、バリエーション等々、批判を恐れずに、果敢に挑戦する事も必要なんだと、あらためてそういう思いを強くするのでした。
演目：水口囃子、寿獅子
