74回目の終戦記念日を控え、戦争にまつわる体験談を語る会が各地で開催されています。今日は、北海道各地での空襲の実態や、その体験者からの報告、シベリア抑留から帰国されたお父さんの話、それぞれ身近な方々の体験談がお互いに披露されました。また、私達と一緒に参加した沖縄の浦添さんからも沖縄の報告がありました。70年という歳月が流れたとはいえ、思い出す記憶と共に胸を詰まらせ、当時の気持ちや感情が蘇り、胸がこみ上げる場面もありました。嘘で騙され命を失うというむごい戦争は、二度と起こしてはならない、そう思わずにはいられない集会でした。だからこそ、真綿で首を絞める様に「表現の自由」が、じわじわと蹂躙されて来ているのを色んな所で感じるにつけ、遥か彼方に追いやったはずの「戦争」が、また、足音もなく近づいて来ている様に感じたのは私だけだったでしょうか?
演目:そーらん節