伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

感銘を受けたエレクトーン演奏と第九の打ち上げパーティー〔兵庫県宍粟市〕

おもむろに客席に座ると、広い舞台の真ん中にポツンと、1台のエレクトーンがスポットライトを浴びていました。ひとたび「神田将さん」による演奏が始まりますと、まるでスクリーンの無い映画館に来たかの様な、そんな錯覚に陥る演奏会でした。これまでに聞いた事の無い、そんな新しい世界観に感銘を受けました。第2部では、べートーベン「第9交響曲第4楽章」を宍粟労音第9合唱団の皆さんと共に演奏されました。こちらは、大人数の生のオーケストラメンバーをまとめていく指揮者の緊張感を一切感じさせない、すっきりとした第4楽章「歓喜の歌」でした。一見同じ音楽に聞こえながら「似て非なるもの」。そして「デジタルサウンド」という新時代を目の当たりにした思いでした。公演後、第九を一緒に作り上げた皆さんと共に、「もちつきばやし」で打ち上げを行いました。

演目:もちつきばやし