伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

30年の時を経て、2人の若者が車人形に初挑戦!

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30年前、「こまの会」に車人形教室がありました。
実際に演じる機会が無い中での教室でしたので、
きっと手探りでの運営だっただろうと思います。
その上、教室生全員が一斉に操れる人形数もなく、
急遽手作りで人形を作っていた記憶があります。
車人形教室を運営するんだという使命に燃えていた時代でした。
花こまが常時車人形を操るようになり、
5周年の時に「新曲さんしょう太夫」を機に車人形4体を創作しました。
とても大きい出来事でした。
その創作が、25周年で「佐倉義民伝」創作4体へと受け継がれ、
創立30周年を目前にして、
車人形を操ってみたいという若者が現れ、
今回初挑戦となりました。
実際に見たり触れたりする事で、
「やってみたい」という気持ちにつながるものです。
そういう意味ではこれからも幅広く上演する事が求められる訳です。
写真は労音山陽道ブロック新春交流会での上演です。
初々しい上演だったと感想を頂きました!
今日の演目:車人形による花笠踊り