伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

「花こま35周年・こまの会45周年記念公演」皆様、ありがとうございました!〔兵庫県姫路市〕

「花こま35周年・こまの会45周年記念公演」は、「こまの会」岩手哲雄さんを実行委員長として実行員会形式で取り組みました。2月12日(日)花北大ホールは、400人を超える参加者で大成功を収める事ができました。当日には、韓国から民族芸術団「クンドゥル」、帯広民族芸能を守る会「花ふりゅう」、三多摩車人形を育てる会、所沢労音民族音楽教室「ゆいの会」、沖縄から平和活動をされている大城博さん、広島、岡山からもお祝いに駆けつけて下さり、大きな力を頂きました。1部は、「こまの会」の魅力が存分に発揮され、1曲1曲に教室生の努力と思いが込められた演奏でした。2部は、花こまの「新曲さんしょう太夫」でした。2年をかけて時代背景や人物像を一から見直し、老婆と山岡の人形2体に改良を加え、「かしら」「衣装」を新しく作り直しました。衣装班3名は、何をするにも確認を取り合い、慎重にハサミを入れたり、一針一針手縫いにこだわり作り上げました。舞台を使っての試演会では、不具合があれば直ぐに手直しも行われました。怖がらずにいい物を作りたい一心で取り組み、素晴らしい衣装が出来上がりました。地方に尺八、篠笛、十七絃、十三絃も加わり、表現力が深まりました。また、お祝い演奏で、「クンドゥル」の皆さんの民族楽器の演奏、和太鼓red「レッド」の力強い太鼓演奏、播州労音有志の「リメンバー」の合唱で、記念公演に花を添えて頂きました。会場一杯のお客様の暖かい拍手も頂き、感謝の気持ちで一杯です。また、公演最後には「花こま」代表交代の発表もさせて頂きました。身が引き締まる思いです。これからも5人が力を合わせ、民族芸能の発展のために頑張りますので、よろしくお願いいたします。

花こま代表:川口としゑ