伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

園長先生が獅子舞を呼ぶ理由〔兵庫県福崎町〕

新年の年頭行事で伺いました!新年のハイタッチで、可愛いらしい車人形との触れ合いを楽しみ、「お正月に皆さん何を食べましたか?」という質問に「お餅!」と声が上がり、「♪もう幾つ寝るとお正月」を「♪お餅を食べたお正月」という風に替え歌にして、家族と過ごしたお正月を思い出して楽しみました。最後は、待ちに待った「獅子舞」の登場です!泣き叫ぶ園児、お母さんや先生に必死にしがみつき顔を埋める園児、そんなのそっちのけで逃げ惑う園児。「獅子舞で泣く園児がいて本当に良かったです!」園長先生は納得の様子です。「こうでなければ来て頂く意味がありません」園のあちらこちらに「しめ縄」が飾ってありました。園児達の中にある伝統的な感性を大切にしてあげているのが良く分かりました。公演後、片付けをしていると、女の子がこっそり近づいて来て、「ありがとう!バイバイ!」と言ってくれました。

演目:背柱式車人形、三味線替え歌「お正月」、寿獅子