毎年恒例の大型商店合同の初売りイベントを獅子舞でお祝いしました。獅子が屋外へ出るとあっという間に人垣ができ、なかなか前に進めません。新しい年への希望を求める思いがここ数年益々強くなっているのを感じます。余りの怖さに子ども達が体をバタつかせ、大泣きするのを見て笑顔溢れる大人達は本当に平和で、これが厄払いなのではと感じました。昔ながらの変わらぬ日本の伝統空間である一方、携帯で写真を撮る人達の多い事。まるで獅子が記者会見をしている様です。一瞬の感動を心に刻み、一年の幸せを祈りながら、撮影した映像でその時の感動を振り返り、一年中心に蘇らせるのでしょう。新春を寿ほぐあり方も時代と共に大きく変わりました。子どもや家族の一年の幸せを祈る心が生き続ける、そんな獅子舞でありたいと思いました。
演目：寿獅子舞/店内練り歩き4回と広場舞台での一舞2回
