これまで何度も「猿まわし」を見続けて来た筈なのに、何の飾りっ気もない素直な子ども達の「笑い」に、私達大人も思わず引き込まれてしまいます。しかしながら、その「笑い」の理由をはっきり見つけられずいるのもまた現実です。お猿さんの芸なので、野生の猿では考えられない仕草を見せてくれるのは当然です。でもどういう訳か「涙をぬぐったハンカチ」「抱っこした赤ちゃん」を思わず放り出してしまうその仕草に、子ども達の歓声がひときわ大きくなります。勿論そのための猿まわしではありませんが、意外とハッキリした理由が見つからないのもまた事実です。ご覧になられて理由が分かった方、こっそり教えて頂けませんでしょうか?
演目:水口囃子、ソーラン節、猿まわし