伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

元気な皆さんに会いに来たよ!(沖縄公演)

園に伺うなり、「は・な・こ・ま・さ~ん💛!」と声を掛けてくれる園児の皆さん💛。怖い「獅子舞」とおいしい「餅」がセットで楽しめます!この春小学校へ入学するお友達は、「これで最後か....。」と園で見る最後の花こまに、心なしかちょっと寂しそう。そこまで愛してくれてる!身に余るお言葉に、涙、涙。公演後、竹馬遊びに出て来て、「お餅おいしかったよ!」と、再度感想を。感謝、感謝。皆さん、どうぞ来年も宜しくお願い致します!卒園する皆さん、本当にありがとうね!

演目:水口囃子、寿獅子、そーらん節、もちつきばやし

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もう!スイッチ入りっ放し!(沖縄公演)

昨年の好評につき、今年もお世話になりました。お餅、ひとり5~6個は食べたんじゃないでしょうか?子ども達は、十二分に楽しんでいる様子で、口々に「最高!」と歓声を上げていました。公演後、子ども達に感想を求めたところ、三味線と太鼓のお囃子にのせて餅をつく先生の姿に魅せられ、乗りに乗って思わず踊り出して応援してしまい、そんな風に応援できた楽しさを、一番に語ってくれました。確かに今日は、「ハイテンション」スイッチが入りっ放しの子ども達でしたね。

演目:寿獅子、花田の子守唄、南京玉すだれ、もちつきばやし

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千鳥は海を越えて韓国へ(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

組曲「アジアへ」は、本当に良く作られたなと思います。新しい可能性を感じました。韓国クンドゥルとの交流から始まったサムルノリを融合させ、何か作品として仕上げたい、というその思いを感じました。見事でした!「滝流し」で始まり、千鳥の曲をここでで使うか!と、思わずうなりました!その千鳥が、須磨の関守じゃなくて、アリランへとつなぐ韓国へと飛んで行くんですから驚きでした!ラストは、魂揺さぶるサムルノリとなり、正に「アジアへ」でした。

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思いを演奏に込めて(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

かつて地上戦が行われ、兵隊はもとより、戦闘や軍人により命を失った住民の方々の遺骨は、今もなお収集され続けています。それなのに、新しい基地をつくらなければ、基地負担を減らさないと言われ、子どもの頭の上からヘリコプターの部品が落ちてくる日常があります。そんな中、はるばる駆けつけて下さり、沖縄の魂、誇りを、真心を込めて演奏して下さった「沖縄協同病院エイサー同好会」の皆さん、本当にありがとうございました。そんな皆さんを全国の皆さんに見て頂けた事が嬉しかったし、また、全国から駆け付けた皆さんの芸能を見て頂く事ができて本当に良かったです。

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2018年 猿まわし&花こま公演のご案内

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🐵毎年恒例の「猿毎座」筑豊大介さんが今年もやってまいります!

 ども達から大人まで、みなさまに愛され、一緒になって楽しんで頂ける「猿まわし」と「花こまの伝統芸能」を、 一度に楽しんで頂ける催しとなっております。 包み込むように、心を和ませ、人の輪をつくり、生活に潤いを与え続けている、猿舞「所作芸」の数々を、どうぞこの機会にお楽しみ下さい。 ご要望を頂いた施設やイベントにこちらから出かけて行き公演させて頂きます。みなさまからのご連絡を心よりお待ちいたしております。 ※所作芸:人の仕草を猿が演じる日本伝統芸能のひとつ。

 

     🐵公演期間(2018年)  猿まわし&花こま

        ①   7月   5日(木)~   7月14日(土)

        ②10月16日(火)~10月31日(水)

🐵お問い合わせ先                                                                                電話 079-283-0566 メール  hanakoma1987@outlook.jp

心揺さぶる唄三線(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

日々、真近で訓練を体感する伊江島。あれ程、厳しく、辛く、悔しい、そんな思い、感情を毎日抱いているはずの、伊江島からやって来られたゆきこさんが放った、唄三線は清らかで、凛として曇りが無く、それでいて穏やかで、謝花さんの抱いてきた苦悩、それに呼応する思いが優しく鎮められ、もう涙しかありませんでした。心揺さぶる感情から平和を考えさせて頂きました。島の窮状を訴えるため、阿波根さんはじめ伊江島島民が命がけで沖縄本島を訴え廻った「乞食行進」と重なり、もう涙は止まりませんでした。

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生活を見直す勇気(花こま30周年・こまの会40周年記念フェスティバルを終えて)

沖縄からお越しの謝花さんのお話、福島からお越しの大橋さんのお話を伺い、大量生産、大量消費の日常生活を見直さなければ、地球規模の破滅を招くんだなと思いました。結局それらのつけは、これから暮らす孫子の代まで降りかかるんだと思うと、胸が痛みました。景気がいい、株価が上がっている、給料がいい、物に不自由をしない、便利、そういう価値観の中でいると、沖縄の基地建設は進み、原発は再稼働していくんだと思いました。できるだけ小さな単位で必要なものを必要なだけ生産し消費する、ちょっと考えれば当たり前の事なのに、その当たり前さへ考えなくなってしまっている自分を感じました。もう一度、生活を見直して、できる事に挑戦して、少しでも孫子の代への負担を減らす努力をしたいと思いました。

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また、来年ね!(秋の猿まわし&花こま公演)

今年も、たくさんの皆様にお世話になりました!例年になく色んなハプニングがありましたが、無時「秋の猿まわし&花こま公演」を終える事ができました。大介さんが、地元鞍手町歴史民俗博物館の企画展に取り上げられ、自分で歩んでこられた「猿まわし」の芸を振り返り、再度大きな自信と誇りを再確認する機会になったんだと感じています。今回の公演や私達との会話にそれが表れていました。そんな大介さんから、私達も大きなエネルギーを頂きました。鉄平君の更なる前進に負けないように、私達も新しい作品づくりに挑戦し続けたいと思っています。また、来年にはたくさんの皆さんの下で公演ができる事を願っています。

演目:八丈島太鼓 猿まわし鉄平君 南京玉すだれ 猿まわしいっぺい君 寿獅子

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公演後に尋ねて来た先生の話(秋の猿まわし&花こま公演)

公演後、玉すだれに挑戦して下さった先生が、片づけをしている私達のもとを尋ねて下さいました。何と!結婚され、次回、私達が伺っても、もうお会いできないので、ここでお別れのご挨拶という事でした。先生にとって、とても感慨深い出来事だったのが分かります。子どもができたら、きっとお話ししてくれるんでしょうね、「お母さんね、結婚した時に、猿まわしが園に来て、玉すだれに挑戦したんよ、すごいでしょ!」と。ご飯を食べて体が作られる様に、素敵な感覚が積み重なって、心が豊かになって行くのでしょうか?

演目:八丈島太鼓 猿まわし鉄平君 南京玉すだれ 猿まわしいっぺい君 寿獅子

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もっと心のままに(秋の猿まわし&花こま公演)

やってみたい新しい作品・演目を、少しずつ少しずつ増やしていく、そういう積み重ねが、このような新しい公演先との出会いになるんだろうと思います。それだけでも嬉しい事なのに、公演後、笑顔で、満足げに、お礼まで言って下さると、人間の持つ感覚の凄さ・素晴らしさを感じさせて頂けます。色んなものが解き明かされて、何でも調べれば分かりそうな時代ですが、人間の持っている感覚をフルに活用し、もっともっと心のままに、正直に、素直に、嫌な事は嫌だと、そのように生きてみても、結構「幸せ」につながるのかも知れません。

演目:八丈島太鼓 猿まわし鉄平君 南京玉すだれ 猿まわしいっぺい君 寿獅子

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