伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

伝統芸能の不思議!?〔兵庫県西脇市〕

近隣の地域でありながら、これまであまり伺う事のなかった保育園に伺いました。これもきっと何かの御縁なのでしょう。座長のとっちゃん亡き後、「こまの会」の皆さんが入れ替わり花こまの応援に駆けつけて下さっています。この日も本業までの時間に「サリーちゃん」が琴を携えて参加して下さいました。地元姫路に伝わる「花田の子守唄」の演奏です。演目のどれを取ってみても、園児や先生にとって日常的に触れる事の無い音楽や芸能です。その上、遠い過去から伝わっている物なのですが、全然古臭くもなく、逆に新鮮な感動や高揚感、そして落ち着きさえも感じる物ばかります。確実に時代と共に失われて行っていますが、それでも無条件に何とか伝えようとしてしまう、そんな不思議さもあるものなのです。

演目:八丈島太鼓、南京玉すだれ、背中式車人形、琴「花田の子守歌」、寿獅子