伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

園児なりにつかみ取る季節観〔和歌山県橋本市〕

保育園と言えども、毎年公演を続けていくと、大人とは違った、その保育園に応じた雰囲気というものが醸し出されてきます。「獅子舞」を期待する気持ち、「もちつき」に参加できる歓び、新年を迎えた実感など、市井の人々がまるで正月に初詣をするかの様に。季節感がはっきりしている日本にとって、新年を迎えるという気分は、子ども達にとっても特別な感覚があるのでしょう。各教室からそれぞれが出て来て、遊戯室で一堂に会し、どことなくいつもと違う園長先生の挨拶に何かを感じ取り、「毎年この時期になると、どういう訳か昔から伝わって来た日本の芸能を見るんだな」と、自然とそう感じ取っている姿がとても印象的でした。

演目:谷茶前、南京玉すだれ、寿獅子、もちつきばやし

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