「コロナ禍」の中、今年は遠出をせずに、家族連れで近隣のショッピングモールで新年を過ごすというスタイルが多かった様に思います。獅子でモール内を新年のあいさつで廻っていると、お客さんの方から「噛んで貰えますか?」と例年になく積極的でした。他のお客さんが、そんな姿を見つけた途端、その辺りの人達が、我も我もと駆けつけて来ては、順番待ちの行列があっという間に出来上がってしまうくらいでした。主催者の皆さん方は「密」になる事を極力避けたい訳で、こちらも限られた時間内での事ですから、最低子ども達の頭だけは噛む事で済ますという事にもなりましたが、「今年は、獅子に噛まれて幸せになるんや!」そんな熱気溢れる正月でした。
演目:寿獅子、モール内を獅子で挨拶