今般の「コロナ禍」の中、3月より公演先がまったく無くなってしまいました。そんな先行きの見えない中、姫路労音からの嬉しい公演依頼があり、張り切って公演準備や稽古を重ね、車人形浄瑠璃「新曲さんしょう太夫」を上演させて頂きました。創立5周年記念から上演を重ね、何度も見て下さっているファンの方からは、「無駄な部分がそぎ落とされてスッキリし、一層内容が伝わってくる作品へと深められていた」という言葉を頂き、子ども達にも「良かった!」と感想を頂きました。「現状にめげず、もっともっと上演できる先を見つけ出さなければ」と、そんな「勇気」を頂いた姫路労音例会となりました。演目:新曲さんしょう太夫