伺う年によって会場の雰囲気は変わるのですが、今年はとってもラフでフレンドリーで、でもどこかとても刺激を求めている感じもしました。伝統芸能など身近で触れ合う機会もありませんので、皆さん演目一つ一つに興味津々でした。時折、舞台裏で準備する私達の様子を偵察に来たり、博物館の展示品を眺める如く、公演道具一つ一つを珍しそうに眺めていました。保護者の皆さんには玉すだれ、餅つきに挑戦して頂いたのですが、同級生の親だけあって応援への力の入れようが、まるでスポーツ観戦のようでした。1年生と6年生の皆さんには、公演最後の餅つきを締めて頂きました。終了後、帰途に就く皆さんを見ていると、どこかしら求めていた刺激と出会えたのか、満足げな姿に見えたのは私だけだったでしょうか。
演目:水口囃子、そーらん節、南京玉すだれ、車人形、もちつきばやし