こちらの園では、新年行事をとても楽しみにしておられます。ふと、色んな季節行事はどうしてあるのだろうかと思いを巡らせてみました。季節の移ろいの中、その節目節目で感じている実感を記憶に刻み込んだのでしょうか？1年の無事を願ったり、五穀豊穣を願ったり、心に秘めた思いの実現を願ったり、今、生きているからこそ感じられる喜びであったり、誓願成就した感謝や喜び、能力、縁、運など、自分だけの力では到底成し遂げられなかった、そういうものへの感謝、また、払いのけられない大きな力からの逃避など、どうもお金で解決できない類のものばかりです。そうすると、色んな季節行事は、心の問題と密接に関係しているようです。こういった一つの季節行事を通して、子ども達の心が豊かになってくれれば、それは本当に嬉しい限りです。
演目：水口囃子、寿獅子、もちつきばやし
