伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

お口いっぱいに広がるきな粉餅の美味しさを噛みしめながら

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今や、クリスマスツリーが至る処で盛んに飾られ、世間を賑わせています。
また、先程来はハロウィンで仮装した人達がテレビを賑わせていました。
そんな中、「成道会(じょうどうえ)」《※(仏)悟りをひらく集まり》で公演させて頂きました。
20年来お付き合いさせて頂いて来た保育園の行事です。
毎年、この頃に開催され、いわゆる、生活発表会的なもので、この日は祖父母の皆さんを園にお招きして、子ども達の成長した一面を一緒に見て頂くものです。
キリスト教文化盛んな昨今、仏教文化もこんな身近で続けておられます。
太鼓演奏、歌、楽器演奏など、園の先生指導の下、「えっ、こんな難しい事もできるの!」とこちらが驚くような演奏をやってのけてくれました。
自分の出番が終わった園児の皆さんは「どう?良かったでしょう?」と言わんばかりの自信に満ちた満面の笑みで舞台を降りて来るので、思わず拍手を送ってしまいました。
私達は、毎年、獅子舞と餅つきの演目は欠かさず上演し続けて来ました。
園児は毎年見てても、獅子舞は怖い存在で、逃げれるものなら逃げたい気持ちが、顔に出ていました。
ソーラン節の迫力には、皆さんも思わず力が入ります。
園の先生が挑戦した玉すだれに園児は我を忘れて、大声援!
祖父母の皆さんが参加しての餅つきは自分のお爺ちゃんお婆ちゃんが挑戦するとあって、こちらも引き続き大声援!
何だかんだで、無事つき上げたお餅を早速きな粉餅に仕上げ、
お口いっぱいに広がるきな粉餅の美味しさを噛みしめながら、
今年の「成道会」を無事終える事が出来ました!
めでたし、めでたし。
今日の演目:寿獅子、ソーラン節、南京玉すだれ、もちつきばやし