伝統芸能を携えて全国各地を巡る旅日記

伝統芸能を上演する民族歌舞団「花こま」の活動をお知らせいたします!

本当のお気に入りは先生だった?(夏の猿まわし公演)

獅子舞がお気に入りの保育園です。でも、本当にみんな噛んで貰いたいのかな?今日は、お猿さんも来るとあって、みんなハイテンション!お猿さん見たさに、少しずつ少しずつ前のめりになって、観客同士の距離が縮んだ格好の輪が自然と形成されました。ところがどうでしょう、獅子舞が始まった途端に、その人垣を蹴散らす如き大きな輪へと変化してしまいました。「この獅子舞の動き覚えたいわね!」獅子舞がお気に入りだったのは、実は先生だった?のでしょうか?ハイテンションの子ども達のエネルギーにもめげず、真打一平君の芸に惜しみない拍手が送られたのでした!

演目:猿まわし鉄平君、寿獅子、猿まわし一平君

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しっぽの長~い♪あれっ?(夏の猿まわし公演)

今日の公演先は幼稚園、やはり保育園とは趣が違い、どことなく教育機関という感じがします。お誕生日会の余興で公演させて頂きますが、園児の皆さんは事前に私達を迎える曲を準備して下さっていました!「あ~い♪あい♪お猿さ~んだよ~♪」この曲は、南方のお猿さんの曲なんでしょう、「しっぽの長~い♪」あれっ?日本猿のしっぽは短いね。今日もクーラーが効いて、気持ちよさそうに床に寝転び続ける一平君。早朝練習の甲斐あって、ひとつひとつの所作の切れ味が良くなっています!園児の皆さん、お誕生日おめでとうございました!

演目:猿まわし鉄平君、そーらん節、猿まわし一平君、八丈島太鼓

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猿まわしと言えば、周防ですよ!(夏の猿まわし公演)

こちらの保育園、間違いなく都市部に位置すると思うのですが、隣接する家との道幅は狭く、私達の車とすれ違う際には、通学の子ども達が、縁石の上に載って車を避けてくれます。保育園のお隣は、何と!茅葺屋根の旧家です!昔ながらの佇まいを残す、趣のある一角に保育園はありました。公演後、園長先生が「猿まわしと言えば、周防ですよ!子どもの頃から、周防の猿まわしが有名でしたよ!懐かしい!今日は、本当にいいものを見せて頂きました!こういう芸能を子ども達に見せてあげたいものです!」とお褒めの言葉を一杯頂きました!こちらこそ、本当にありがとうございました!

演目:猿まわし鉄平君、ソーラン節、猿まわし一平君、八丈島太鼓

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化学反応という芸能?(夏の猿まわし公演)

今日は、太鼓を一緒にやっているメンバーを新たに加え、ちょっと趣を変えての出演です!数学には、足し算とか掛け算とかありますが、芸能の場合、人数だけの問題ではないようです。どちらかというと、むしろ化学です。日頃と違うメンバーが演奏に加わると、化学反応を起こし、同じ曲なのに、こんなにも違うの?という現象が起こります。それは、利用者、職員の皆さんの反応を見れば一目瞭然です!案の定、公演後帰られる皆さんが、口々に「良かったよ、来年もよろしくね!」と帰って行かれました。職員の方も興奮気味に「いや~、今日は良かったですね、感動しました!」とのコメントが。また、趣向を変えて楽しみましょうね!

演目:水口囃子、猿まわし鉄平君、そーらん節、猿まわし一平君、八丈島太鼓

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皆さんの期待は最高潮に!(夏の猿まわし公演)

人口移動や少子化で休止する施設がある代わりに、その施設を再利用して活動する団体もあります。こちらは、その休園となった幼稚園を活用して運営しているNPO法人主催の、子育てイベントに出演しました。スタッフの方、ボランティアの方々それぞれが入り混じって、準備や運営に大忙しの活気あるイベントでした。初めての事とあって、皆さんの期待は最高潮に!お猿さんの演技に、子どもから大人まで垣根を超えた笑い声、歓声、惜しみない拍手が送られていました。私達の車人形にも興味を持たれ、「珍しいね!いいですね~!」と感想を寄せられ、何から何まで初体験の1日となりました!

演目:猿まわし鉄平君、車人形、猿まわし一平君

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生きている歓び、幸せを表現するエネルギー(夏の猿まわし公演)

今日もクーラーが効いています、ありがたや!公演後、車いすで会場から出て来られる知り合いの奥さんと、ハグまがいの握手で再会を喜び合うのが恒例となっています。かつてはご主人と一緒に南京玉すだれのボランティアで活躍されました。今では、いくつかの不自由を抱えながらも、体全体を使って、あふれんばかりの生きている歓び、幸せを表現されるその姿に、結局こちらがエネルギーを頂いてしまいます。そんな仲睦まじいご夫婦をはじめ、会場に集まられたそれぞれの人生が幾重にも重なりあい、まるで公演と言う名の交流会の様でした。                                                      

演目:猿まわし鉄平君、八丈島太鼓、猿まわし一平君

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群れからはぐれた猿の運命とは?(夏の猿まわし公演)

蝉しぐれどこ吹く風のお猿さん。今日もクーラーの効いたここち良い会場が舞台です!人間の仕草を猿に身に付けさせるとは、昔の人は良く考えたものだと思います。鉄平君は群れからはぐれて、お婆ちゃんの足にしがみつき保護されたお猿さん。いくら保護されたからと言って、今更元の群れには戻れませんし、動物園の猿の仲間にも入れてもらえません。と言って、一般の方がペットとして飼う事もできません。そういう訳で、やはり猿まわしの芸猿として、人間と一緒に生きて行く運命だったのかなと思い巡らせながら、年々少しづつ前進した芸を披露するお猿さん達に感慨を覚えるのでした。

演目:猿まわし鉄平君、そーらん節、猿まわし一平君

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まだまだ暑い日が続きます!(夏の猿まわし公演)

今シーズンの猿まわし筑豊大介さんとの共演の始まりです。お腹の調子を悪くして以降、体調の優れなかった一平君は元気になったのでしょうか?鉄平君の芸は前進しているのでしょうか?今日はこども園での公演です。夏の暑い日差しの下、クーラーの効いた遊戯室は、炎天下と違い、気持ちいい快適な芸能空間です!子ども達は、目の前で繰り広げられる芸能の数々に釘付けでした!公演後、「楽しかった!」「面白かった!」と口々に感想を教えてくれました!まだまだ、暑い日が続きます!皆さん、どうぞお元気で!

演目:ソーラン節、猿まわし鉄平君、八丈島太鼓、猿まわし一平君

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釈尊生誕「花まつり」

ハロウィン、バレンタインデー華やかなりし昨今、そんな中「花まつり」と言えば、花こま公演と言うお寺があります。本当に嬉しい限りです。子ども会単位で参加されますので、毎年見る子ども達もいます。そのために演目や内容もちょっと工夫が要ります。ただ、餅つきは恒例でもあり、大人気の演目ですから外すわけにはいきません。そこで今年は、引率で参加されているお母さん方に南京玉すだれに挑戦してもらいました。新1年生と6年生には餅つき参加してもらっていたのですが、今年の新1年生はたくさんおられ、1年生だけに餅つきをしてもらい、花まつり記念餅を皆さんでおいしく頂きました。合掌。
演目:水口囃子、そーらん節、南京玉すだれ、車人形、もちつきばやし

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自ら感じ取る事なのですが、

600人もの皆さんがじっと息を凝らして演奏を聞いて下さっている姿は圧巻でした!声を上げてみたり、笑ったり、何かしらリアクションがこれまではあったのですが、その分、こちらも張りつめた演奏となりました。何を感じ、それをどう深めるのか、それらはすべて生徒の皆さんが「自ら感じ取る」事なのですが、こちらは持てる感覚のすべてを出し切り、向かい合うしかありませんでした。さすがに、獅子が会場に入ると、キャーキャー騒ぐ姿にほっとする一面もあり、同級生が玉すだれに挑戦する姿には惜しみない激励の拍手が飛び交いました。校長先生は、花田の子守唄に感激され、そーらん節をかつて生徒に教えた思い出を懐かしく語って下さいました。
演目:水口囃子、寿獅子、花田の子守唄、そーらん節、南京玉すだれ八丈島太鼓×2回(600人ずつ低学年、高学年とに分けて)

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