27年に渡り提供された「一人暮らし老人給食サービス駒どり昼食会」ですが、関係者多数が出席する中、惜しまれながらも最後の昼食会が行われました。前期高齢者(65歳以上)が後期高齢者(75歳以上)を支える活動をほぼボランティアで賄い、自分達が何十年と食べ続けてきた神戸長田の伝統食を中心に品数の多い献立を作り続け、たくさんの方々を励まし続けてきた昼食会でした。花こまは、阪神淡路大震災のボランティア活動の中で駒どりの家の皆さんと出会い、それ以来正月の獅子舞、餅つき、夏の猿まし等で毎年お世話になってきました。築100年は越える古民家を活用し、「もうひとつの家、もうひとつの家族」という理念の下、一人ひとりの命を大切に運営され続けてこられ、目標だった特養ホーム建設も実現させ、福祉活動の原点として大きく花開かせる運動を築いてこられました。本当にお疲れさまでした!
患者さんに寄り添って13年!
パーキンソン病をはじめとする神経難病患者の集いの場として、患者会(全国パーキンソン病友の会)が中心となって平成16年4月に「ワークホームあけび」、9月に「デーサービスあけび」が開所したのが始まりでした。難病の中でもパーキンソン病は患者数が多く、国内15万人とも言われています。「あけび」は、家庭にいる様に過ごして欲しいとの思いから畳にした明るい部屋で過ごします。昼食は家庭の味を頂きます。1か月もすると、皆さんが笑顔で過ごされるようになってきます。通所している方々から「あけびが無かったら今頃どうしているだろうか」「あけびに出会えて良かった」という声が寄せられています。今日は、新施設「あけびの里」の開所祝に駆けつけました。
演目:八丈島太鼓、寿獅子
心から祈っています!(沖縄公演)
この日、民謡の練習日だったのに関わらず、稽古にやって来た生徒の皆さんが先生と来店、思わぬギャラリーに力が入りました。長年お世話になり、親交のある友人がお店を開店されたので、になにわともあれ駆けつけました!素敵な内装に、こだわった調度品の数々、出されるメニューもとってもヘルシーなお店でした!「開店祝」と「商売繁盛」、駆けつけた皆さんの「無病息災」を願って皆さんの頭を噛んでまわりました。公演後、急遽その場で民謡の演奏を披露して下さり、ミニ芸能交流会ともなりました!たくさんのお客さんに愛されるお店となる事を心よりお祈り申し上げます!
演目:寿獅子、そーらん節
子どもの成長を願うからです!(沖縄公演)
「観劇用に予算を確保されているのは偉いですね!」と、褒めて下さる方もおられます。子ども会長に就任したのをきっかけに、日頃できない体験をさせてあげようという思いで1年間頑張って来られました。この日も、丹精込めて栽培したレタスを全員で収穫し、手作りのタコライスで昼食した後、花こま公演となりました。そーらん節の踊りも体験させてあげたいというお話から、親も一緒になって踊りに挑戦しました。子ども達の笑顔も素敵だったのですが、お母さん、お父さんの輝くばかりの笑顔もとっても素敵でした。
演目:寿獅子、そーらん節、花田の子守唄、もちつきばやし
永遠にお幸せに!(沖縄公演)
獅子や人形で会場を廻ると、始まる時とは比べ物にはならない表情で迎え入れて下さいます。並んで見て下さる利用者の皆さんに混じって、公演中ずっと手を繋いで仲睦しく公演を楽しんで下さっている男女お二人がおられました。デーサービスに伺って、こういう方々に出会えるなんて何か不思議な感じがしました。本当に楽しそうで、嬉しそうで、二人一緒に体を揺らしながら笑顔で見つめ合っています。公演後、わざわざ挨拶に来られ、「また、来年ね!」と声を掛けて帰って行かれました。
演目:寿獅子、ソーラン節、南京玉すだれ、車人形
何から何まで初体験!(沖縄公演)
見る物、聞く物、何から何まで初めての体験をする子ども会の皆さんです。あれほど走り回っていた子ども達が、神妙な面持ちで一つ一つの演目を見守ってくれました。獅子が頭を噛んで回ると、「こそばいね!」と言いながら、初体験をお互いに語り合いあっています。1年生の男子が玉すだれに初挑戦!それが何と!皆んなの心配をよそに、とっても上手!将来花こまに入ってね!と思わずお願いしてしまいました。また、餅を搗ける嬉しさや満足感が溢れる餅つきで、餅が美味しかったという感想と共に、車人形の扱いの素敵さに魅せられ、自分も何時か操って見たいという感想も頂きました。
演目:車人形、南京玉すだれ、寿獅子、もちつきばやし